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1月17日
15年前の1月17日の朝。
皆さんはどこにいましたか?

私は当時の住まいを、神戸三宮から大阪市内に移してまもなくで、
職場はまだ宝塚駅前にありました。

クリアランスセールも落ち着きを見せ、仕事も少しゆっくりとしたペースで
進み始めた頃でした。

その日は当たり前ですが、いつものように自宅で就寝していました。

午前5時46分。

今までに聞いた事のないような地響きらしき低い音が、
いつもの惰眠を吹っ飛ばし、珍しく目覚まし音の前にはっきりと
目が開いた事が、次に来た揺れの実感に繋がろうとは思いもしませんでした。

どんと突き上げるような短い縦揺れに続いて、6階建てのマンションを
根元から持ち上げて大きく揺らすような、長い波長の横揺れが、
体感では数分、実際には数十秒続きました。
「絶対に何かが起きてる」と、まずは電話で家族の安全を確認し、次にTVを点けました。
速報で地震を伝えるアナウンサーの強張った表情が事の大きさを暗示させ、
数回ニュースを繰り返すうちに入ってきた映像に、血の気が引く思いがしました。

阪神高速道路、倒壊の映像です。

地震源は神戸か?との報道に、スグにスタッフに連絡するも繋がらず。
東京の上司に連絡をし、まずは持てる準備を持って、地下鉄から宝塚へ
向かいました。

阪急、能勢まではスムーズに電車で行く事が出来ましたが、
その後の道のりは完全に手付かずの震災後の風景の中、歩いて行きました。

携帯など持つものも少なく、貴重な情報源として持っていたラジオから聞こえる
臨時ニュースのアナウンサーが告げる犠牲者の数が、能勢の駅を歩き始めた時に聞いた
数十名から、途中何度も聞き間違えであろうと、イヤーフォンを着け外して確認をするも、
そうではないと分かると愕然とするほど、十倍単位で増えていく様と、目の前に広がる
風景とのあまりの合致に、人間の儚い想いとは全く関係なく訪れる、自然の力の大きさと
恐ろしさに、身震いしながら目的地を目指しました。

途中何度も自衛隊の給水車が行き交う、戦場かと見紛うほどの荒々しい光景の中、
ある意味で本当に目を疑ったのは、震災地でのある店の営業でした。
「ローソン」です。

誰が考えても、あの状況下で商売を考える余地を持ち合わせているとは思えず、
当初は水や食料等の買い物をしながらも、訝しげに思った人も多かったと聞きますが、
実際には、お店を開けていた事で沢山の人が助かりましたし、今のように近畿圏に
あれほどの活断層が或る事を知っていた人も皆無で、ましてや、物資の蓄財なども
望むべくもなく、その時に飲むお水でさえ無かった状態でしたから、
結果的には非常に大事な物資供給の拠点になっていました。

「こういう時だからこそ、お店を開けなさい」と言われたという故・中内功氏。
企業の倫理観とは、そういった究極の場面でこそ、本来の姿を現すもので、
それは浅はかな、目の前の利益や体裁が外面を覆う人、企業とは、人間としての
根の深さが違うんだと思いました。

まさに、企業倫理とは?です。

あれから15年。
長いようで短く、
昔のようで未だ記憶に新しく。

私の息子は、その年に生まれました。
彼の成長が、そのまま、時間の経過として肌で感じています。

この時期、多くの商業施設では震災訓練が行われます。
私も小学生の頃、訓練といえば、授業がなくなり、
ほんのちょっとラッキーくらいの感覚でした。

今、売り場にいる多くの人達の中には、子供の頃、戦慄を覚える揺れの中で、
あの驚嘆する光景を目の当たりにした子も多くいます。

人の記憶とは、便利なものです。

記憶の断片を組み替えて、
自らがショートしないように、
制御しています。

それが時には、
風化という現象に繋がります。

夜、寝床につくときに、
次の日の朝、
地面が割れ、
ビルが倒れ、
町が焼け野原になる光景を想像する人はいません。

ですが、危機は管理できないところから、
前触れもなく、現れます。

人が天変地異を制御出来るなどは、絵空事。

私たちに出来ることは、

あの日の現実を伝え、
反省し、
学習し、
備えをする。

自分のまわりに笑い声がする当たり前の風景が、
少しでも、幸せに感じることが出来るように。



今、ハイチでは、15年前のその光景が現実となっています。
iTunesでの米国赤十字社による救援募金
twitterのアバター提供など、多くの支援活動も始まっています。


明日の幸せは、今日の理想であり、自らの行動が作るものだと考えています。

復興と、そこに住む人達の心からの安心を得られる日が、1日も早く訪れることを
心から祈っています。



2010'01'16(Sat)18:11 [ weblog ] CM0. TB0 . TOP ▲
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